絶望の傍

絶望と呼ばれるそれら
いつまでも戯れて僕ら
一人ぼっちにしないでください
不安が気持ち見抜いて
遠く遠く

育ちあがった絶望に
僕は悲しく恋をした
忘れる事すらできません
体が分解して痛み
黙り込んで

麗しき絶望の君は
軽やかにキスをした
眩暈がするほど心奪われた
それがさよならの合図
僕はいない

絶望は名前を知った
いつの間にか心細く
もう出会うことさえ叶わない
僕が壊れて反芻する
吐息乱れ

絶望と熱く肌あわせ
不安と自由体で囁く
あくる日の事を地獄と呼びます
僕は観念と交わる
ずっとずっと

も どる