夢を見る月
足音が聞こえる
それはきっと見た風景
猫が鳴いてる
黒い照明
悲しみは突然
だから大事に抱ける心を
寂しがり屋が
降りてくるから
犠牲の山に
立ち尽くす暇すらない聖書
蹲る様に
息を吐いてる
手の上にいます
もうすぐ体が動かなくなる
ただ在る鼓動が
酷く善かった
大人になって
泣かない様で
命があった
事実の様で
も どる