酷く哀しい夢を見た
誰かが私を攻めたと言う
私のことが嫌いだと
はっきり目を見て言い切った

だけど私はうつむいて
正当性を理解して
時間の前を遮れず
体は冷たくなっていた

酷く哀しい夢だった
だけど一番哀しいことは
誰かが思い出せなくて
それが一番哀しいの

私の認める誰かさえ
思い出せずにいたように

も どる