私が置き去り

置き去りになった
私の恋は

弾ける銃声
罵声響く朝
それでも縛り付けた
恋心は

夜の数増やし
孤独がただ養う
けれども逃げはしない
恋心は

寒さの中捜し
雨に離れ離れ
邪魔者などいなかった
恋心は

頬に触れて泣いて
耳求め泣いて
吐息の熱さだけ唇溶かす
恋心は

一人きり夢だった
積もる私の夢に
置き去りにしてしまった
恋心に

も どる