薄気味悪い白い像

足りない物を
溜め込むだけで
風は綺麗に
流れ落ち

私という名の
結末ばかり
演じ続けて
落ち込んで

白く歪んだ
街灯の中
しばらく泣いて
いたとして

いったい何を
手にすることが
世界を壊さず
いられるの

人にあわして
ばかりの自分
それを信じて
生きました

ある朝向かえが
来るこの日々に
想像なんて
邪魔なだけ

も どる