茶色と白、こげた色

傷つく事が
夕闇で
大きな空が
鋭いね
足りないものはなんでしょう
たどり着けないものでしょう?

雨さえ降れば
この町も
人魚のように
轟いて
足りないものはなんでしょう
煙は紫正直ですね

外の明かりは蜜のよう
想う顔まで蜜のよう
ベッドが隣で蜜のよう
甘くて仕方が無いのです

僕を愛して
強くない
こんな僕から
さようなら
足りないものはなんでしょう
言えないことも蜜で溶け

足りないものと
この空と
意味さえわかつ
小刀に
素直になればよかったの?
変われず終わるものならば

も どる