初期の結論

恐らく僕にはやらなければいけない事があって
肉体も精神も其れの後付の現象に過ぎず
時間制限の元に達成すべきものであり
外的情報に適応した後補完される物に違いない

僕の情熱も感情も思想ですらも
其れのためだけの幻覚に過ぎない
なぜならばそれらを確立たらす条件が何より
自分が最も信じうるもので無ければならないからだ

痛みも苦しみも恐怖ですらも
方向を修正する警告に過ぎない
全ての人に共通した其れが存在するように
しかし独自としてそれぞれが持っているように

恐らくこの湖は何もかも自分のように映すから
満月も少女も貴方が水を飲むときですら全て
まるで自らの姿が其れを作り上げたかのように振舞うのだ
ただ僕は、いつか映り切らぬ何かが現れるのを只管待つ

も どる