空の魚

木星の下
その先の青い道
思い描いている
何かしらの境界線

思ったより酷くは無い
自分を見つけてそう言う
それが何よりの苦痛
所詮悲劇を気取りたい木偶

木星の下
その先の青い道
思い返してみても
そこにたどり着きたいと言う

もしかしたらかなりの幸福
人と比べてそう言う
だけど僕の要素は無い
何かになりたいと願う木偶

木星の下
その先の青い道
鼻歌気分で一跨ぎ
魚は暗闇泳いでばかり

も どる