最終列車

素敵なことと
悲しいことと
笑ったことと
嫌いなことと

不自由しない生活で
一人下向き慰めて
自己陶酔に浸っては
人に不快を与えます

のび切る今は何一つ
価値を生まずにのらくらリ
傷つけ犯し舐めとって
嫌われたたかれのらくらリ

もうこれ以上望まぬように
時の流れで消えないように
残した言葉はつまり今
黒く汚れてまた吐き気

痛んだ傷と
しおれた思想
屈折しながら
愛する自分

も どる