真っ白な現状

人に望みをかけることを
あきらめる事の愚かさを知った
それ以上に
その愚かさのほうがましである事を
思い知らされた

何もかもが退廃したこの部屋で
感情を残す事自体が悲しい事で
明るさにまみれて生きていたほうが
どちらにしろ有利でいられる

考えすぎるという事はだめな事で
それを繰り返している私というもの
今それを
止めるより他との交信をきるという
結末で果てた

も どる