キャンバスの色

月の潔さに心地良さを覚え
感情の衝突に情熱を抱き
それでも事実に
踊らされ

そういうすべての精神を
私は愛してやまないけれど

今は少しの疲労だけ
ただある痛みを許してください

空の遠さをひたすら眺め
複雑化された事実に泣いて
私の個性は
没された

も どる