公共における独裁

誰も彼もが人の真似
ひどく滑稽に写ります
精神論の上でしか語れぬ
その先を不安に思おうともせず

趣向で決まる善悪よ
それを否定する労力など皆無
好きなように死ねばいい
祝福の声はもはや聞こえもしない

大層自己を完成し得ようと必死ね
誰かどうかも判らないなら其れで
いつまでも回路に散策すれば可笑し
腐りかける前は所詮濃過ぎるだけに過ぎない

僕がこんなに攻撃性を持ちうるとは思わなかっただろう
社交性に特化された幻覚を見ていたのでしょう
尖りきって傷つけたくて哂っている
それすら気づけない人々に期待などできようか

も どる