孤独

纏うことにより
痛みが生まれる
これは拭えない
疲れのようなものだと

全くの冷静沈着
全くの客観視によって
生まれてくる絶望
感情的になれれば

涙を出すことは
果たして本当に容易だろうか
僕の枯れたこれに
もはや痛みは響かない

夜をあけるために寝て
昼を終えるために生き
その変わり目を日差しと過ごし
窮屈さに生命を削る

も どる