片隅で

記号による蹂躙は何より弱さを際立たせ
痛みを与える事に寄る冷静さも獲得できずにいる
もはやこの景色を見る事すらも辛いのです

吐き気を催すほどの漠然と駄目な木片に
誰か痛みを投じて手足を奪い去る事により
踏み込む先を与えてはくれないのだろうか

享受等もはや望む事すら傲慢だ
ただ愚かに同じ事を悔やみ続けるだけ
迷惑のかかる前に消えられなかった不憫さを

暗転
復唱
逃亡
消滅

も どる