かく理解すべき
父なる彼の声無しで
われらは生きてゆくのだろう
その醜い左手に
頼らず歩いていく彼ら
ただ笑うということで
つながっているという意味を
私は酷く昔から
気づいて笑っているのです
誰かが称えているのです
滅びる命醜い瞳
私は一人でただ独り
笛を吹いたり唄ってみたり
白く輝く鏡には
事実が確かにございます
頼らず歩く姿に涙
条理を含める心を抱いて
滅びるものに助けは来ない
それこそ何より治癒依存
それを抱えずいられる強さ
私の音が届くだけ
も どる