壁と僕

独り孤独培って
幻想に演説

いつだって特別な二人目がいる
水滴に染み込み言葉を失う
空欄で満ちた生活の中で
ただ、語ったという事実だけ見つかる
自我は離れ離れ

あくる朝死んで
幽霊に演説

も どる