息遣い
願い事はいつだって
一歩手前で熱をもつ
だけど願いはいつだって
叶う位置まで決まってる
孤独は急にやってきて
手足を固めてしまうから
一生懸命気をつけて
冷たいものを隠すんだ
指がどんどん細くなり
星は青く瞬くの
うっかり落ちてしまったら
そのまま気持ちを捨てようか
このまま死んでしまったら
事故は事故といえなくなって
人を人と思えなくなって
私を私と思えなくなって
ただそれだけ
それだけのことだったのに
も どる