不愉快な冷たさ
そうやって人を傷つけてしまう事に
大して感情を与えずにいれば私に
何かしら与えられるとでも
そしていっそ傷つけてしまう事に
強さでも感じて生きろというのか
赤く染まった月が笑っているんだ
こんな姿で自分を称え
何かを言おうとしている姿を見つめ
それでも無邪気に笑っているんだ
壊してしまえば楽なのに
配列された痛みだけの空箱
人に見られてしまっただけで
こんなに乱れて噛み付いて
歌を叫んで口ずさみ
体を無理やり震わせて
そして最後と言い聞かせ
車輪はすでに外れてる
何もかも認知できないと言ってしまったんだ
言葉が体を駆け巡っている
そして今ここにいない事が
不幸であると目を見て言われた
自分のほうが善し悪しで優れている時の
一言一言の発言がとても痛い
感情はもはや空に浮かんでいる
月の色はまた同じようになる
興奮はもう冷めたことに気づく
も
どる