風化
日々綴る証明ができない
僕に炸裂する胸の痛みは
時間の意味づけが足りない
僕を腐らせていく休日
命の存在事実を知らない
僕が五感を失っている
記憶のしがらみに勝てない
僕の状態が惨めさを内向に宿し
希望の道筋はもう見えない
僕と貴方の話を作りこむ
不自由な感情に違いない
僕はその摩擦に朽ちる骨だった
も どる