日々

鳴り響く希望に
月光はまた落ちて
繰り返し映るそれを
目障りだからと唾を吐く

月光に照らされてなお
そうやって意地を張っているなら
網状の穴に落ちて
消えてしまえればいいのに

酷さにまみれたこの場所で
巣立った私は清らかに
全てを抱え這うのです
地面と夢を語りつつ

も どる