あの町の秘密

九月の月が出る夜に
バスに乗ってつく先は
決まって笑顔が詰まってる
どうか祈りが負けないように
そういう願いが詰まってる

あのマンションの一室は
さびしい夜になる度に
静かに青く光ります
少女の姿を真似るよに
光って道を照らします

誰もが夢の世界には
想ってくれる人がいて
子供の頃を取り戻す
大きく息をするたびに
純粋だけが舞い戻る

こんな夜にはいつだって
そんな秘密に気付いては
ふとした笑顔に驚きます

も どる