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優しすぎて
眩しくて
この汚さを
認めてもらえず

どこへ行くんだろう

痛い痛い
とっても痛い

晴れた
何も晴れない

笑い声が
遠ざかって
自分から
離れて嫌になり

どこへ行くんだろう

この結末の
所在は
私は
この僕は
今ここは
責めるのならば
僕だって出来るけど
この結末は
この終焉は
木偶の棒

も どる